忘れられない葬儀

当時、私は尼崎在住の高校生でした。
叔父(母の姉の旦那さん)が亡くなりました。生前はいろいろと声を掛けてくださり、
プレゼントなども頂いたり、私にとって「頼れるおじさん」の一人でした。その方が50歳という若さで亡くなったのです。
そして、葬儀に出席させて頂くことになったのですが、その日は私にとって、
「お葬式」というものをちゃんと理解できる年齢になってから初めての「身内の葬儀」となりました。
また、忘れがたい出来事が起こった葬儀でもありました。
姫路 葬式市民葬儀ご相談センター
葬儀の会場は、叔父の自宅でした。読経にお焼香、献花、喪主である伯母の挨拶などが続き、
男手によって遺体が霊柩車に載せられました。そしていよいよ出棺となり、霊柩車が走り出したその時、
「待ってー」という寂しそうな声が聞こえてきました。それは、霊柩車を追おうとしているお婆さんの声でした。
そのお婆さんは、叔父さんのお母さんでした。息子に先立たれ、
「逆縁」のために火葬場について行けないお婆さんが、周りが引き止めるのを振り払って、
よろよろと霊柩車の後を追っていきます。何度も息子の名前を呼び、「待ってー」と何度も叫びながら…。
あれから四半世紀以上経ちましたが、あの光景は今も私の脳裏に焼き付いています。
しっかり段取りを組んで頂いてお葬式を進行してくれました。
ほんと葬式の話はテンションがあがらないです。こんな日は尼崎に帰ってビールを飲もをとおもいます。
やっぱり阪神戦をテレビで観戦するのは最高ですね!

その後、私の死後のことをよく考えるようになりました。
チラシなどで、エンディングノートを残すことが流行になりつつあるようです。
姫路の葬式で働く友人に聞いても、式場の観覧希望や資料の問い合わせなど増えているとのこと。
今後ますます高齢化社会になり、そういった需要も増えてくることでしょう。
私には娘が1人いますが、その子の為にもしっかりと自分の後始末をつけておきたいと考えています。
それを考えるとなんだか悲しくなりますが、これも運命だと思い頑張ります。