包茎手術では、所定の条件下であれば保険適用ができ、治療費の負担を減らすことが出来ます。
この条件のうちの1つは、包茎手術を受ける医療機関です。
包茎手術は、一般病院の泌尿器科で手術を受ける場合に限り、保険適用が受けられます。
手術自体は美容形成外科や専門病院でも受けることができますが、
これらは基本的には保険医療機関ではないため保険適用が受けられません。
もう1つの条件は、患者の包茎の程度です。
保険適用が受けられるのは、カントン包茎や真性包茎の場合です。カントン包茎を放置すると、
亀頭が腫れた状態になり、場合によっては壊死する可能性があります。
また、真性包茎を放置すると、亀頭と包皮の間に菌がたまって性感染症を引き起こす可能性があります。
つまり、どちらの場合も放置すると日常生活に支障が出る可能性があるものなので、
公的健康保険を適用して手術を受けられるようになっているわけです。
以上をまとめると、包茎手術においては、カントン包茎や真性包茎である患者が
泌尿器科で手術を行う場合に健康保険が適用できるということになります。